アタシの✖︎✖︎話

50代のなんやかや

映画

今月の映画 84/1000

「万引き家族」2018年 家族ってなんだろう。 子どもに必要なものってなんだろう。 親の責任ってなんだろう。 私が我が子に伝えてきたこと「好きなことをやれ。でも法を犯すな。人を裏切るな。」…この家族はこれらを全部やっている。好きなことを(好きなよう…

今月の映画 83/1000

「星の子」2020年 辛くも愛に溢れた映画。 救いを求める人たちの救いようのない話、と言ったら言い過ぎか。新興宗教にハマった家族の話だ。 救いを求める人たちは得てして純粋だ。側から見れば幼稚にも滑稽にも見える。しかし本人たちは愛を拠り所としている…

今月の映画 82/1000

「ミッドナイトスワン」2020年 邦画に興味はなかったのだが、家で作業しながらBGM的に流すには字幕がない方が良い。Netflixで適当に漁り、適当に流す。 ゴメン、こんなに感動するとは。 草彅クンの女装ばかりフォーカスされていた印象しかなかった。草彅クン…

今月の映画 64/1000

「パリ、テキサス」1984年 学生時代、ヴェンダース映画にハマった。相変わらず記憶は曖昧だ。 ナスターシャ・キンスキーはこんなにも美しかったのか? これは家族の愛の物語だったのか? 最後に泣いてしまったのは私が大人になったからに他ならない。おそら…

過去映画 62/1000

「月の輝く夜に」1987年 前投稿に続けてもうひとつ恋愛映画を。 ただの恋愛映画ではなく、恋愛コメディとなるらしい。私が好きなジャンルからはかけ離れていて、なぜこれを観ようという気になったのかマジ不明。 主演のニコラス・ケイジは良い俳優さんだなぁ…

過去映画 61/1000

「恋人までの距離」1995年 過去に観て良かった作品。 およそ恋愛映画には興味を持たないまま大人になった私だが、この映画には胸がキュンキュンとしっぱなしで、寿命が縮んだ気がする。 主人公の女性を演じたのはジュリー・デルビー。…知らないです、ごめん…

今月の映画 59/1000

「薔薇の名前」1986年 以前見たのは何歳だったのだろう。まだ子ども、と言えるほど若かったと思う。難解でわからなかったので、またいつか観たいと思っていた。 今見ると、ストーリーが難解なわけではない。舞台は中世だが、特別な歴史の知識が必要なわけで…

今月の映画 49/1000

「フェイブルマンズ」2023年 観て良かった。何よりもラスト。 エンジニアの父とピアニストの母。幼い頃から才能が溢れ出す主人公サミー(スピルバーグ)の成長物語。 世の中には心の欲求に蓋をして生きていける人と、それが出来ない人がいる。そして才能は出し…

今月の映画 39/1000

「ラストエンペラー」1988年 あっという間の3時間。 歴史に超ウトい私。昔見た時は幼児並みの知識しかなかったので、ほとんど理解出来なかった。小学校高学年程度の知識量になった今はわかる。年をとったおかげで、時代に翻弄される人間の哀しみもわかる。 …

今月の映画 26/1000

「カモン カモン」(220504) ラジオジャーナリストのジョニーが甥っ子ジェシーを預かって数日(数週間?)過ごすだけ。誰かの日常を切り取っただけのような映画。バッドエンドもハッピーエンドもないのだけど、心地良い余韻に浸れます。全編モノクロ。 親と子、…

今月の映画 25/1000

「ノマドランド」(210504) YouTubeで広告を見て知りました。 ホームレスとは違う、家を持たない人たちの生き方。多くは60代以上の人たち。いろんな過去を持ち、いろんな理由を持って「ノマド」を生きています。尊重、尊敬、尊厳。そんなエッセンスに溢れてる…

今月の映画 22/1000

「ザリガニの鳴くところ」(221130) (私の映画デーは月初に定めたいのだけれど、なかなかそうもいかず。約2ヶ月ぶりとなりました) まあまあしんどい映画でした。 男って!と思わせられる場面多々あり。男はどうしても女を征服したいのか? 親に見捨てられ、た…

今月の映画 21/1000

「ギルバート・グレイプ」1993年(221012) 10数年前にレンタルで観て、デカプリオの演技に感銘を受けた作品です。 深刻な問題を抱える家族のお話。一つ一つの問題は決して軽いものではなく、幾重にも重なり、その重みのほとんどを長男ギルバート(ジョニー・デ…

今月の映画・追記 20/1000

車ではいつもラジオ代わりにポッドキャストを聞いています。ある番組内で「codaが良かった」という話をしていました。私も心を動かされたそのシーンについて少し…ネタバレになるかもです。 ポッドキャストで「日本じゃあり得ないよね」と言っていたシーン。 …

今月の映画 19/1000

「コーダ あいのうた」(220706) codaとは聞こえない親を持つ聞こえる子どものこと。劇中のルビーのように、生まれながらに通訳の役割を背負っている子がほとんどでしょう。 歌を歌いたい、音楽の道に進みたい。そんなルビーの夢を応援してくれる家族はいない…