アタシの✖︎✖︎話

50代のなんやかや

今月の映画 59/1000

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薔薇の名前」1986年

以前見たのは何歳だったのだろう。まだ子ども、と言えるほど若かったと思う。難解でわからなかったので、またいつか観たいと思っていた。

今見ると、ストーリーが難解なわけではない。舞台は中世だが、特別な歴史の知識が必要なわけでもない。電気のない生活、女人禁制の禁欲的な生活など、想像力を必要とする部分はあるのだが…

何が難解っぽく見えたか想像するに、みんな悪人面しているのだ。そして全体に暗く不衛生だ。さらに男と女、男と男、チェリーボーイの気持ちにも想いを馳せる必要がある。

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これを前のめりで面白い!と思った私は確かに大人になったのだ。残酷な描写もエロい描写もショーン・コネリー爺のカッコ良さも全て魅力的。

キネカ大森の「12ヶ月のシネマリレー」、上映スケジュール不明のため、ちょくちょくチェックしていたはずが…体調を崩していた先月に、観たかった映画が終わってしまった。残念無念。