今月の映画・追記 20/1000
車ではいつもラジオ代わりにポッドキャストを聞いています。
ある番組内で「codaが良かった」という話をしていました。私も心を動かされたそのシーンについて少し…ネタバレになるかもです。
ポッドキャストで「日本じゃあり得ないよね」と言っていたシーン。
主人公ルビーのお母さんは、耳の聞こえない赤ちゃんが欲しいと願ったそうなんです。生まれてきたのは聴者のルビー(長男は聾唖)。残念だった、と娘に言うんです。
なぜか。
聴者と聾唖者では共感ができない。自分は聴者の母親に育てられて、わかり合うことができなかった。家族が共感し合えないのは辛いことだ、と。
マスコミとか世間とか、何者にも配慮しない真実の言葉。と思いました。
震えました。
私は私の子どもたちと分かり合えているのか? 何を共有しているのか? お互い聴者であるが故にいろんなことを端折って、思いやりも省略してしまってないか。そんなことを考えました。