アタシの✖︎✖︎話

50代のなんやかや

語ろうかな⑥ 74/1000

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私たちを苦しめた人物が目の前からいなくなったことで、とりあえずは気力を取り戻した。だが問題は山積みだった。

上の子は大学進学を控えていた。

下の子はサッカーに打ち込む日々。道具だ遠征だ食事だ…とにかくお金がかかる。

だのに我が家には驚くほどお金がなかった。当時の私たちを見て、家計が火の車になっているとは誰も思わなかっただろう。だが浪費病(もはや癖ではない)を抱える人物がいたおかげで、子どもの貯金すら底をついていた。

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数年前から私は会社員になるべきか悩んでいた。どう考えても会社員に向かない自分…これは甘えか?逃げか?自分だけのやりがいのある仕事を切り拓いてきた自負がある。生涯を捧げられる。定年もない。答えは決まっていた。

私はどんなに苦労しても自分らしい生き方をしよう。

子どもたちには多くのことを我慢させたと思う。だがひもじい思いは決してさせてはいないはずだ。まぁ親のエゴでしかないのだが。