今日は一日参りの日。
お焚き上げしてもらおうと、思い出の人形を持っていった(写真左端、小さなテーブル脇にある白い紙袋がそれ)。お焚き上げのお礼として、いつも硬貨一枚を置いてくる。
娘が生まれた時に買ったキューピー、プレゼントしてもらったぬいぐるみ、娘が大好きだったモンチッチ。
これまでも折につけ処分してきたが、最後の最後に残ってしまった思い入れのある人形たち。
しかしこの思い入れは私のものであって、娘の気持ちではない。現に娘は自分で買った超お気に入りのぬいぐるみだけを持って家を出た。
ミッフィーを抱っこしたり、モンチッチをバッグに入れていた娘はもういない。
(娘を守ってくれてありがとう。
(娘のお友達になってくれてありがとう。
(娘はもう大人になったからお別れします。
ベッドから出てこない娘。自分を傷つける娘。私との間の大きな溝。人形たちには10代の娘はどう写っていたのか。
ありがとう。