アタシの✖︎✖︎話

50代のなんやかや

走り続ける話 44/1000

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仕事のために決勝戦の応援には行けなかった。

試合開始時間を聞いていなかったので、速報を待ちつつも、子どもたちを前にしていたらそんなことも忘れてしまった。

ふと思い出してLINEを見る。

「息子のゴール」

「2点目」

「3点目」

「勝ったー」

勝った?

ということは優勝??

ホントに?

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(先制点を決めた息子の雄叫びシーン)

ジュニア時代はバラエティ豊かなメンバーで、チーム全体が大きく成長した。

ジュニアユース時代は舞台裏では紆余曲折を経て誕生した新進気鋭のチーム。強かった。

それに比して現チームが頼りなく映るのはしょうがない。これは学校の部活なのだから。息子は自分が選んだ学校に文句は言わないが、複雑な思いはあると思う。

だが優勝した。

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どんなチームにだって、誰にだってチャンスはある。それを目の前で学ばせてもらった。努力をやめたらそこで終わり。思い残すことのないところまで走り続けてほしい。