自己肯定感の話 7/1000
昔から人の言うこと聞かない性格のせいか紆余曲折多めの人生だが、私は自己肯定感が高い。そのおかげで腐らずにやって来られた、と思う。私にだって一度落ち込むと何ヶ月も浮上しない時期もあったし、このまま死にたいって思うこともたくさんあったけど、最後は自己肯定感が私を救ってくれた。
ただ自己肯定感は消耗品なので、水やりと肥料をやって育てなければいけない。油断するとすぐに欠乏するから、いつもバオバブ並みに育てる心づもりでいる。
そしてひたすらに褒める。そうだよ、それでいいんだよ。アタシはいつも上手くやっている、と。
私の自己肯定感は案外繊細なので、些細なことで方位磁石が狂ってしまう。そんな時は誘導もしてあげなければいけない。
自分を信じ、好きでい続けるのはとても難しい。見当違いで恥ずかしい思いもするし、批判されることもある。それでも自己肯定感は重要だ。誰が私の心を守るの?それは自分しかいないんだよ。